爪は水に弱い(water weakens nails)
爪は、肌や髪と同じα-ケラチンという硬いタンパク質が層状(主に3層構造)に重なってできています。一日に何度も手を洗ったり、食器洗いや掃除で水に触れるたびに、爪はその水分を吸収し、やがて乾いていきます。
爪と肌の大きな違いは、水を通しやすいかどうか(透水性)とバリア機能の有無にあります。肌には皮脂膜や角質層の油性バリアがあるため、水分の影響を比較的受けにくい一方、爪にはこうした油性のバリアがほとんどなく、水を吸収しやすいのが特徴です。さらに、爪のケラチン層は水分を含むと層間の結合が弱くなりやすい性質があります。
具体的には、爪の中で次のことが繰り返し起きています。
爪が水を吸収し、ケラチン層の間にも水分が入り込んで膨張する
水分が蒸発して乾燥すると、爪が収縮する
この「膨張と収縮」の繰り返し(hygral fatigue:湿度疲労)により、層と層の結合が弱まり、層間に隙間が生じて剥がれやすくなる(爪甲層状分裂症、いわゆる二枚爪)
詳しくは、ブログ記事「二枚爪の原因は「水」!?」をご参照ください。
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